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経済なんでも研究会
理解できない 日銀総裁の発言
2024-03-02-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 「インフレ」とは何なのか? = 植田日銀総裁は先週22日、衆院予算委員会で「消費者物価は昨年までと同じように右上がりの動きが続くと予想している」「いまはデフレではなく、インフレの状態にあると考えている」と発言した。野党議員から「現在はデフレなのか、インフレなのか」と質問され、答えたものだ。市場はこの発言を受けて「日銀は3月にもマイナス金利の解除に踏み切る」と了解している。だが日銀総裁のこの発言は、解ったようで解らない。

まず「インフレ」とは何なのだろう。経済学の教科書によると、インフレとは「物価高が長期にわたって続く現象」とある。ウクライナ戦争が始まってからの2年間、日本ではエネルギーから食料まで数多くの物価が高騰した。だから多くの庶民は、ずっとインフレだったと感じている。それをいまさら「インフレの状態にある」とは、認識が遅すぎるのではないか。国民と日銀との感覚的なギャップである。

インフレ、つまり物価の高騰は「通貨価値の下落」を意味する。中央銀行の最大の役割は、通貨価値の維持ではなかったか。それなら「インフレ状態にある」などと、のんびり構えていていいのだろうか。インフレならマイナス金利の解除どころか、政策金利の引き上げまで考えるべきではないのか。どうも植田総裁が使う「インフレ」の意味は、違うように思われる。

日本は過去30年にわたって、デフレ経済に陥った。供給に対して需要が不足し、物価が上がらない。その反対に需要が供給を上回って、物価が上がる状態。この状態を、植田総裁は「インフレ」と呼んでいるようだ。だが、そのとき物価はいくら上がるのだろう。植田総裁はご自分が使う「インフレ」の意味をもっと説明しなければ、誤解を生じる。とにかく総裁は経済学者なのだから、定義するのはお得意のはずでしょう。

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