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経済なんでも研究会
追い詰められた 日銀
2023-01-13-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 18日の決定会合でまたサプライズ? = 東京債券市場で、10年もの国債の流通利回りが0.5%に張り付いている。一方、財務省が実施した10年もの国債の入札でも、落札価格は0.5%に急騰した。日銀は昨年12月20日に、長期金利の変動幅を0.25%から0.5%に拡大したばかり。したがって日銀が許容する現在の最高金利が0.5%、市場では早くもそこまで利回りが上昇してしまったことになる。

変動幅の拡大は、事実上の利上げに他ならない。欧米各国が引き締め政策に乗り出したことから、日銀もさらなる利上げを余儀なくされる。市場はこう考えるから、いまの価格では10年国債を買わない。すると流通価格が下がり、利回りは上昇する。放っておけば0.5%を超えてしまう。だから日銀が大量に買って、金利を0.5%に張り付けている。これが現状だ。

日銀はこれまでにも‟異次元緩和”で大量の国債を購入、市場に現金を放出してきた。そのうえ最近は、長期金利を上げないための国債購入。たとえば22年も100兆円以上の国債を買っている。その結果、日銀は国債発行額の5割以上を保有することになってしまった。長期国債の市場性は完全に失われ、長期金利を基準とする社債の発行も困難になっている。

こんな不自然な状態が長く続くはずはない。日銀はさらなる利上げに追い込まれる。--海外の投資ファンドはこう考えて、長期国債の先物売りを仕掛けてきている。昨年末の変動幅拡大で、これらの投機筋は大きな利益を挙げた。現状は国内投資家は買わず、海外投資家は売りに出ている。日銀ははたして守り切れるのか。今月の政策決定会合は17-18日である。

        
        ≪12日の日経平均 = 上げ +3.82円≫

        ≪13日の日経平均は? 予想 = 下げ


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